花燃ゆ-2015年NHK大河ドラマを100倍楽しむ情報局

花燃ゆ、舞台は萩から江戸と京へ

旦那様は維新志士

 

花燃ゆでの夫婦(仮)

 

今『花燃ゆ』の公式ホームページ見てますが、旦那の扱い小さくないです?

 

あと文の姉寿(ひさ)役 優香さん…とてもとても素晴らしいと思います。ドラマの最後までいないのがとても残念でなりません。

 

確かに初めての旦那 久坂玄瑞(東出昌大さん)より再婚相手小田村伊之助(大沢たかおさん)と関わるほうが多いってのは分かるんですが…。

 

もう少し若夫婦の仲睦まじい姿ってやつを描いても…えっ?史実ではほとんど一緒に暮らしてない?

 

舞台はやっぱり江戸と京

 

史実では久坂玄瑞、文と結婚したのが18歳の時、そして戦死するのが25歳の時。

 

結婚生活7年ですか…しかし玄瑞さんこの時期は超多忙です。

 

歴史上では・・・

 

安政4年(1857)12月、松陰の妹文(ふみ)と結婚
安政5年(1859)松陰野山獄に投獄、玄瑞は京都・江戸へ遊学
安政6年(1860)松陰斬首
文久2年(1862)京都で現体制の転換を主張、永井雅楽の失脚を図るが失敗、その後京都にて謹慎、9月に許される
        高杉晋作と「御楯組」を結成、12月に品川の英国公使館焼き討ち
文久3年(1863)下関で外国船砲撃
元治元年(1864)蛤御門の変、自刃

 

流石先生の後継者、結構大雑把に書きましたが、やらかしっぷりも半端ないです。

 

彼に限った話ではないですが、維新志士と呼ばれる人たちの奥さんは大抵不遇な生涯を送っています。

 

特にこの時期はまだ「討幕」という流れにはなっていない時代。

 

現実と理想のはざまの中で、各藩なんとか折り合いを付けようとしていた時期、急進的で過激派な兄と旦那、正直風当り強かったんじゃないかなと思います。

 

それでも夫を思い続け、手紙をやり取りし、玄瑞が自刃したとき文はまだ20代前半です。

 

そしてずっとのちになりますが、再婚する時も玄瑞の手紙を持って行った文…月並みですがすごいなぁ、という感想しか出てきません。


 
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