花燃ゆヒーローは病弱でイケメン!
花燃ゆヒーローは病弱でイケメン!
病弱でイケメン
新撰組隊士、沖田総司の墓が東京都港区の專称寺にあるのですが、現在この場所は立ち入り禁止になっています。
何故か?
新撰組ファンの女の子たちが墓石を削って帰るという事件が起こったから…
病弱で何より美形で強い、ファンになるのもわかります。墓参りもいいでしょう…だけど物壊すとかどういうことだ?
病弱キャラって時代劇では線の細いイケメンさんが演じるというのが定番になっています。
実際はどうだったかさておきますが…今回の大河ドラマ『花燃ゆ』高杉晋作役は高良健吾さんが演じるようです。
では死んでから有名になったイケメンさんではなく、生きてたときにスーパーヒーロー(病弱)だったイケメンさん高杉晋作を見ていきましょう(強引)
鼻輪のついてない牛
長州藩藩主毛利敬親(もうり たかちか)候は「なんで吉田松陰の関係者はこんなのばっかり…」と頭抱えたと思うんです。その筆頭が当然本人の松陰先生。次が多分高杉晋作だと思います。
以下多すぎるので列挙
幕府公使として上海に行った時、オランダ軍艦の購入を独断で決定。その前に寄港先の長崎で騒ぎすぎて旅費を使い込む
久坂玄瑞と英国公使館を焼き討ち
外国人公使を襲撃しようとしたが、密告され未遂。謹慎させられる
萩で軍事クーデター、桂とともに藩の実権を握る、この時父親に廃嫡される(今でいう勘当かな)
上海密航を試み失敗
…当然何度も投獄されています
野山獄は実は松下村塾生御用達の常宿だったんでしょうか、その激しい気性から出る行動力と、固定観念にとらわれない自由な発想は、松陰先生に愛されたようですが、同じ塾生からは「鼻輪を通していない離れ牛」とまで言われました。
しかし、その離れ牛は農民や町民の軍隊を組織し、藩の実権を握り、幕府軍と諸藩連合軍を撃退しました。
時代とか運命とかを引き合いに出すのは嫌いなんですが、高杉晋作はまさに「時代」が必要として生まれるべく生まれたスーパースターだったんだと思います。
この世から去る
それでというわけではないんでしょうが、29歳の若さでこの世を去ります。
お墓も観光地としてまわれますので静かに手を合わせてください。
正妻ほったらかしで死ぬまで愛人の家に入り浸ってたのは内緒です。